昨日から開催しております
加護 園 Kago Sono 硝子展・・・
自然光に照らされ、鮮やかに光り輝くうつわ。
掌に収まる小さな小さなその中には
無限の世界が広がっています。
鳥や、野の花、昆虫など
その息遣いまでもが閉じ込められたような
不思議な世界…
ついつい、時の流れるのも忘れ見入ってしまいます。
盃の底には秋の野原を駆けるうさぎが。。。
この様々な模様は「ゴールドサンドイッチ」という技法によるものです。
硝子の表面に金の箔を焼きつけ、
手作業で模様を彫りこんでいき
またその上から硝子をかけ挟み込んでいます。
閉じ込められた模様が、器の側面に写り込むことで
より一層、その輝きを増します。
ビー玉ほどの大きさの硝子の粒にとじこめられた世界。。。
加護さんは現在三重や富山を中心に制作をされていらっしゃいますが、
もともと倉敷芸術科学大学で硝子を学ばれ
こちらでも卒業当初から大変お世話になっている作家さんのおひとりです。
作品を拝見する度、新たな驚きに胸おどります。
是非、間近で実際にご覧頂けたら嬉しいです。
皆様のお越しをスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
会期:~2012年8月12日(日) <6日(月)休廊日>