現在開催中の『SABO展』では
安食さんが長年取り組まれている
お茶道具の数々もご覧頂くことが出来ます。
それぞれに銘があり、
作品に込められた思いや
作品が生まれたエピソードを書き添えて下さっています。
“婆沙羅”と名付けられた作品
『婆沙羅』とは室町時代に流行した言葉で
常識や権威に反揆して傾いて(かぶいて)みせることの意だそうです。
大胆な金づかいや市松模様が目を引く一品。
“天漢”と名付けられた作品
インドに赴かれた際に制作された天竺楽茶碗。
茶入には仕覆と安食さんご自身が制作された茶杓が添えられています。
お茶碗をながめながら
古に想いを馳せる・・・
異国の地に想いを馳せる・・・
思い思いのひとときをお過ごし頂ければ幸いです。