陶彫 I learn by going where Ihave to go明日から工房IKUKOでは
矢野太昭さんによる新作展がスタートします。
首飾り、ブレスレット、ブローチ、指輪 などの装身具
Yグラスと名付けられた、杯や蓋物、小瓶
モザイクガラスプレート、フレスコ画といった壁面作品
テラコッタと硝子を組み合わせた陶彫…。
以下、矢野さんが今回の展覧会に寄せて下さった文章です。
玉野市後閑に住んで三年目を迎えました。
梅、桜、椿、木蓮… 猫、猿、鴉、鶯…
様々な人以外の生命に囲まれて生きていると
「言葉」という道具が無力な世界にある
美しい秩序のようなものを感じます。
それは言葉で捉えられないもどかしさというよりいっそ
解放感、時には畏敬のような感覚です。
その感覚は僕の仕事の本質にとても深く関わっているような
漠然とした印象もあるのですが
ここで暮らすようになったことが直接的に
仕事にどんな影響があったのかは自分ではよくわかりません。
今回の作品はすべてここで作られたものです。
皆さんにその感想を是非お聞きしてみたいと思っています。
どうぞご高覧下さい。
矢野この機会にぜひお楽しみ頂ければ幸いです。
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。
※会期:2017年6月10日(土)→6月18日(日) <12日(月)休廊日>※営業時間:午前10時→午後6時 <最終日は午後5時まで>