只今開催中の『 中村敏康 硝子展 -切子の世界- 』。
今日は、会期初日に行われたデモンストレーションのことを少し綴らせて頂きます。

遠く、富山より本展のためにお越し下さった中村さん。
とても繊細なお仕事と中村さんの大らかなお人柄とのギャップに
スタッフ皆驚いておりました。
作業中はお声を掛けるのも躊躇われるような気の遠くなるほどの細かいお仕事・・・
しかし、中村さん、制作について、作品についてなどなど
色々と楽しいお話を交えながらまるで魔法のように削られていきます。


右は削るお仕事の最初の段階で左が完成した作品。
まるで別物です。
削る刃を変えながら徐々にその模様が浮かび上がる様は
拝見していても時が経つのを忘れてしまいます。
今回の展覧会、
3月3日(日)まで開催致しております。
お誘い合わせの上、ぜひお出掛け下さいませ。