現在開催中の
津坂陽介(硝子)/久保裕子(硝子)/ヘンク・フレイスン(金工)お三方による展覧会、
― いきとしいけるもの ― 。
それぞれの素材から生まれる動植物の営み。
まずは、津坂さんによる作品の数々
ご紹介させて頂きます。
目をよくよく凝らして見てみると
硝子の中に閉じ込められた
複雑で繊細な無数の線。
この1本1本が、一筋の硝子というのは
ただただ驚きでしかありません。
まるで細い細い絹糸を丁寧に織り上げて生まれた生地のようです。
また、その一本一本の無数の筋が途切れることなく美しく続いていくのは
徹底的に管理されたベースとなるガラスを溶かす行為の賜物です。
朝一番に感じる
濁りのない爽やかで清々しい空気。
津坂さんの硝子はその空気そのもののように感じられます。
この機会にぜひご高覧頂ければ幸いです。
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。
津坂陽介(硝子)/久保裕子(硝子)/ヘンク・フレイスン(金工)
― いきとしいけるもの ―
※会期:~2017年4月2日(日)<最終日は午後5時まで>