加藤 委 Tsubusa Kato1962 岐阜県多治見市に生まれる
1979 多治見市意匠研究所修了
1986 尼ヶ根古窯発掘調査参加
2002 岐阜県現代陶芸美術館「現代陶芸の100年」展
2003 茨城県陶磁美術館「白磁・青磁の世界」展
2013 日本陶磁協会賞受賞 円空大賞受賞
国内外で展覧会多数
青白磁面取茶碗
青白磁面取瓶
青白磁面取花入/青白磁角コロ/青白磁角花入
青白磁サンカクノサラ足付/青白磁立片口
青白磁面取片口(大)/(小)荒々しく削り込まれた真の「白」
たっぷりと流れ器肌を覆う透き通った「青」
の対比は加藤さんが長年取り組まれている作品世界です。
この真の白の磁土の出会いから始まった青白磁の世界。
触れるのも躊躇われるような緊張感と
のびやかで自由なおおらかさが共存します。
片口やぐい吞み、皿や鉢などの器は
多くのお料理人の方々に愛され
実際に使われている様子を拝見すると
ますます加藤さんの器が持つ懐の深さを強く感じます。

そういった食の器、酒の器、花の器、茶の器、オブジェなど
一堂に会しました本展。
ぜひご堪能ください。
加藤委ceramic・張慶南glass 二人展 『静寂と躍動』※会期:~2017年7月30日(日) <最終日は午後5時まで>