張 慶南 Jang Kyungnam1964 韓国に生まれる
1992 韓国/弘益大学校金属工芸科卒業
1998 富山ガラス造形研究所・研究科修了
2003 倉敷芸術科学大学大学院修了
2009 第27回朝日現代クラフト展グランプリ受賞
他、受賞・入選 多数
国内外で個展、グループ展
現在 倉敷芸術科学大学/准教授
「隙間」展覧会初日、こちらの作品がとても不思議で
どの様に制作されたのかお尋ねした時のことです。
「ガラスの色がゆらゆらと、揺らいでいますが・・・?」
張さん、
「ガラスが、色が、踊っていますね‼」
なんて、ぴったりな表現なんだろう!
全くその通りで、よりいっそう作品に引き込まれてしまいました。



皿もしくは花器
置物ひとつの色を豊かに湛えた器やオブジェ。
たった一つの色とは思えない
ガラスだからこそ、その厚みや光の加減、
表面の磨き具合などで表情豊かに。

酒杯
花器
硝子の表裏を削りエナメルで彩色された平面作品
茶入中にお茶を入れたさまを想像してみると思わず顔がほころびます。
ガラスを通して見えてくる「色」。

張さんが手掛ける硝子作品は
ドキッとするような、心揺さぶられるような
ビビットな色から
波一つ立たない湖面のような、
あるときの日が沈み夜を迎える空のような
静かな色まで多彩です。
張さんの硝子の世界、
この機会にぜひお楽しみください。
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。
※会期:~2017年7月30日(日) <最終日は午後5時まで>