先ほどから雨が降り始めました。
先日の台風がもたらした雨とはうって変わって
優しい雨です。
剪定されたばかりの柳の木も
心地良さそうに揺らいでいます。
さて、現在開催中の
伊勢﨑
晃一朗 展
「 成ル 」今日は、ご出品頂いている作品の中でも
晃一朗さんと、漆/木工の作家さんでいらっしゃる
榎本勝彦さん、高月国光とのコラボレーション作品を
ご紹介させて頂きます。
黒削水指
蓋:榎本勝彦氏作鈍く、深く、静かに艶めく蓋。
金属にも見えるその質感ですが
一度手に取ると、とても柔らかで温もりある肌に驚きます。
ざっくりと削り取られた水指の大胆な佇まいとの調和が美しい作品です。
黒筒茶器
蓋:高月国光緩やかな弧を描き
際の繊細さが目を引く高月さんの漆の蓋と
凛とした茶器の立ち上がりとが相まって
とても優しい空気を纏った作品に。
茶器本体の内側に沿うように
丁寧に作りこまれた蓋裏。
是非お手に取ってご覧頂けたら嬉しいです。
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。
伊勢﨑
晃一朗 展
「 成ル 」※会期:~2017年10月1日(日) <最終日は午後5時まで>