おはようございます。
先日までご迷惑をお掛けしておりました
PCの件ですが、復旧致しました。
通常通り、メールでのお問い合わせにつきましても
可能となりましたので、どうぞよろしくお願い致します。
無数のケーンが咲かせる華麗な花(ケーン:ガラス棒)工房IKUKOでは現在、
伊豆に築炉され制作を続けられている
佐々木伸佳さんによる
硝子展を開催しております。
こちらでは2年ぶり4度目となります本展。
梅雨の晴れ間・・・
自然光を通し佇む作品は
息をのむほどに美しく心奪われます。
技法のひとつ、「ムリーニ」による器の表現。
輪切りにしたガラス棒の断面が模様となるのですが
網目のように見えたり、お花のように見えたり…。
前回開催しておりましたアンティークレースを思い出すのですが
本物のレースのように
細い細い糸を編み上げて作られたかのような模様が広がります。
このような繊細な模様の一本一本が硝子ということに驚きです。
華麗な立ち姿が目を引くゴブレットも佐々木さんの代表作。
細かいツイストのピッチはぶれることなく揃えられ
羽根のような軽やかさと相まってその美しさに思わずうっとり…。
今回は
茶碗、棗、水指、振出、香合などの茶道具
片口、ぐい吞み、杯といった酒器
花入や蓋物、オブジェ などなど・・・
佐々木さんの「現在/いま」が詰まった展覧会となりました。
この機会にぜひ
美しき手業と素材が持つ純粋な美との出会いから生まれる
硝子の世界、ご堪能頂ければ幸いです。
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。
佐々木伸佳 硝子展※会期:~2018年6月17日(日) <最終日は午後5時まで>Nobuyoshi Sasaki
1980 岩手県に生まれる
2002 秋田公立美術工芸短期大学専攻科修了
2003 富山市ガラス工芸センター勤務 ~2005
伊丹国際クラフト展/高岡クラフト展/現代茶湯アワード などの
公募展にて受賞多数