滝口和男×川合敦子 二人展 「語らう陶の日々…」

一足早く、桜の便りが届きました♫

当方では約6年ぶりとなる
滝口和男 氏、川合敦子 氏　ご両名による展覧会。

「皿／黒枝桜」川合敦子 作

「香合／春爛漫の」滝口和男 作

春の訪れを知らせる雨と風の日曜日。
この数日も風が強いですね。
季節が移ろうこの時期は
お天気もころころと変わります。
季節の変わり目を感じることができるのも
四季がある日本ならでは。

お二人の作品にも
季節や、日本古来の紋様などが
色濃く反映されています。
「陶筥／語らう雛達が」滝口和男 作


「香炉／長久の祈りを」滝口和男 作

「陶筥／行く年も来る年も」滝口和男 作


お節句にちなんだ陶人形たちの
なんとも朗らかな優しいお顔。
手びねりから生まれる素朴であどけない動き。
思わず笑みがこぼれます。

ひとつひとつタイトルが添えられており
そこにもまた滝口さんの遊び心が…♫


「香合／初夏になれば」滝口和男 作



「陶筥／花鳥の園に」滝口和男 作



「干支飾り／世界一位に」滝口和男 作




「小蓋物／夜の宴に」
「散蓮華／宴に添えて」滝口和男 作



生まれも育ちも、京都のお二人。
現在も京都の中心に居を構え制作されていらっしゃいます。
小さなころから、近所の寺社仏閣が遊び場で
近所の方々の多くが職人さんだったそうです。
観光客で賑わう現在の京都の町からは想像できない
楽しく貴重なお話が次から次へ・・・。
そのような環境で育ってこられたお二人が手掛けられているからこそ
日本人が折々でふれてきた、目にしてきた
色彩や紋様が見る者を魅了するのでしょう。


「組み出し／帯いちご」川合敦子 作



「碗／細帯古紋」川合敦子 作



「皿／染唐草銀泥」川合敦子 作



「ぐい吞／円桜」川合敦子 作



「碗／赤七宝古紋枝桜」川合敦子 作



「鉢／赤帯古紋赤唐草」川合敦子 作



「箸置／黒梅古紋唐草」







この機会にお二人の共演、ぜひお楽しみください。
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。

滝口和男×川合敦子　二人展
　　　「　語らう陶の日々・・・」
　　　※会期：~2019年3月17日(日)　<最終日は午後5時まで>