
連日の夏日
に加え、雨も降らないので
心なしか町の緑がくたくたっ 笑
となってしまっているような…
今日この頃。
みなさまいかがお過ごしですか?
先週末は年に一度の
フィールドオブクラフト倉敷も開催され
県内外問わず多くのお客さまで町が賑わいました。
30℃近くある暑い中、当ギャラリーにおきましても
多くの方々に足をお運び頂き、誠にありがとうございました。


さて、現在開催中の展覧会
福田敏雄 漆
長谷川奈津 焼物
二人展石川県は輪島に生まれ現在もこの地で
漆器づくりに取り組まれている福田敏雄さんと
神奈川県津久井郡に居とアトリエを構え
作陶をされている長谷川奈津さん
による3年目、2度目となる二人展です。
「普段使いの為の器」
お二人の作品に見る共通点。
やはりご一緒に展示させて頂く時の
ぴったり感、
しっくり感、
居心地の良さ・・・
を今回も強く感じます。




お箸、お椀、猪口、皿、鉢、お重、盆、折敷 などなど
福田さんの手掛ける漆器の数々は
日々使うものだからこそ
長く深くお付き合いしていけたらと
感じられるぬりものです。
漆器というと「ハレの日の為の器」
そんなイメージがありますが
家族のように、共に歳を重ねてゆける
肩肘張らずに毎日、手にしていただきたい器です。




表情豊かな、奈津さんの器。
松灰釉、林檎灰釉、鉄釉…。
うつわの表情は、
釉薬の種類の数というわけではなく
土、窯、釉薬の厚み、溶ける温度帯
それぞれ異なる要素の組み合わせによって
無限に変化します。
ひとつひとつ手に取って見比べて頂くと
それぞれの個性や、
使い手との相性など
作品と対話しながら器選びを楽しんで頂けるのではないかと♫







ぜひこの機会にお二人の饗宴を
お楽しみ頂ければ幸いです。
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。



福田敏雄 漆
長谷川奈津 焼物
二人展
※会期:~2019年5月19日(日) <最終日は午後5時まで>