昨日の雨のお陰か
今日はは少しひんやりとした空気が
心地よい朝でした。
町の緑も潤いを取り戻したように思います♫

さて、工房IKUKOでは
先週末より
倉敷市ご出身で現在も倉敷の地でで制作をしていらっしゃる
陶芸家、木村知子さんによる個展を開催しております。
木村知子 profile
岡山県立大学大学院デザイン学科 修了
日本伝統工芸展 入選 '04/'05/'08/'12
日本伝統工芸会中国支部展 山陽放送賞 '06
岡山県美術展覧会 県展賞 '05/'07/'08
-日本工芸会正会員-呉須の藍…。
尊い色、貴い色。
上品な呉須の色は
その「青」が魅せる表情の多彩さ、
表現の奥深さが魅力のひとつです。




呉須にもその中に含まれている成分の僅かな違いや
描く際の厚み、溜まり具合で
色のトーンや発色に様々な変化が。
本来描かれている花々にはそれぞれの「色」が存在します。
呉須の持つ「青」からその「色」を連想したり思い描くのも
染付ならではの楽しさともいえるでしょう。



本展では、白磁の美しさ、形の美を追求された
壺や花器も見どころです。
丁寧にのびやかに轆轤を挽かれた
自然な器の凛とした姿は
大変清々しく
心が洗われます。
今の季節、
瑞々しい草花を
より一層引き立てる作品の数々…。

また、近年取り組まれていらしゃる
青磁の作品は、絵付けとは異なる
装飾の立体感、
釉薬のかかっていない部分の緋色での表現、
ぜひご堪能ください。

木村知子 作品展
『器に咲く季節の花々…』※会期:~2019年6月2日 <最終日は午後5時まで>※木村氏在廊予定日:全日



ご高覧頂けましたら幸いです。
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。