矢野太昭 作品展「arpeggio」 開催中です

関東や甲信越、北陸は梅雨入りの知らせが…☂
ここ倉敷も、発表はないものの、はっきりとしないお天気です。
湿度の高さも感じられ、そろそろでしょうか…。
この時期は一段と体調も崩しやすくなります。
どうかみなさまくれぐれもご自愛ください！

さて、工房IKUKOでは
岡山県玉野市在住の　矢野太昭さん　による
作品展を先週末から開催しております。

2年ぶりの本展も
ガラス／立体／平面　と多岐に渡る
矢野さんのお仕事が一堂に会しました。
矢野さんが寄せて下さった文章です。

絵などの平面作品、土やガラスを使った立体作品、
それに器や装身具のガラス作品、
僕にとってその一つ一つは単独の音ですが
同時に鳴らせば「和音」だと思っています。
50年ほど前にようやくギターという楽器に馴染んだ頃、
一つのコードを押さえて弦を順番に奏でる
arpeggio(分散和音)が弾けるようになった時の
喜びは今でも忘れられません。
今回の個展会場にどのような和音が響いているのか、
お聞き頂ければ幸いです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　矢野


矢野さんのお人柄、作品への思いが優しくつまった文章を
読み返しながら、あらためて作品と対峙すると
すとん と心の中で落ち着く場所が見えてくるような気がいたします。
「Boat under the moon」／ガラス立体作品



手前：Yグラス鳥瓶　奥：Yグラス羊瓶




モザイク紋Yグラス瓶




モザイク紋Yグラス振出





モザイク紋Yグラス杯

ガラスで表現することの出来る色は無限にあるのだと
矢野さんの作品を拝見しているといつも思います。

首飾り／指輪／ブローチ　などの装身具

小さな小さな世界に込められたそれぞれの物語…。




「A cracked and fluent heaven」／平面作品(油彩)





「Nothing was remembered, nothing forgotten」／平面作品(油彩)



「Don't let your nerve desert you」／平面作品(ミクスドメディア)




モザイクガラスプレート

「Can you imagine what is true?」／彫刻(ガラス・テラコッタ)




心に響く
和音…。
この機会にぜひお楽しみください。

みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。

矢野太昭　作品展
ガラス/立体/平面
arpeggio

※会期：~2019年6月16日(日)　<最終日は午後5時まで>
※矢野氏在廊予定日：6月15日(土)・16日(日)