一日雨だった昨日とはうって変わって、
今日の倉敷は春を通り超えて
初夏のような気温。
日中は20℃まで上がり
少し動いただけでも汗ばむようなお天気でした。
町往くみなさまも
コートやマフラーを抱え
少し戸惑われているようでした。
日々の大きな気温の変化は
体調にも影響します。
どうかくれぐれもご自愛ください。
さて、
当ギャラリーでは約3年半ぶりとなります
横山 秀樹 手吹き硝子展を開催しております。
今から40数年前
倉敷ガラス/小谷眞三氏の硝子に出会い
そこから、小谷氏に師事され
倉敷の地で窯を築かれた横山さん。
現在は故郷、北九州は飯塚の地で制作されていらっしゃいます。
トルソーのような小瓶いろいろ硝子というと
夏の素材といったイメージが強いですが
今回は、冬から春へと季節が移り変わる中
春への心躍る期待、
ウキウキとした気持ちが詰まったような
赤や黄色、濃いブルー、柔らかな萌黄…
色とりどりの作品が見どころです♪
ぽってりとした厚手の生地に溶け込んだ「色」は
時間帯や、光の加減によって
その表情を変えます。
春の温かな陽射しの中では
硝子ならではの透明感が際立ち
夜の照明の中では
濃さを増し妖艶な一面が覗きます。
コップひとつを手にしても
その存在が個々に違い
静かに個性を放っています。
相棒を探すように
会話を楽しむように
ご覧頂けましたら嬉しいです。
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。
横山 秀樹 手吹き硝子展※会期:~2020年2月16日(日) <最終日は午後5時まで>