シルバーウィーク、みなさまいかがお過ごしでしたでしょうか?
倉敷はお天気にも恵まれ、空気も夏から秋へ・・・
とても心地の良い毎日でした。
倉敷美観地区は観光のお客様も大変多く
久しぶりに町が賑わい
お客様の楽しい語らいが聞こえてまいりました。
工房IKUKOにおきましても
3年ぶりの伊勢﨑晃一朗さんの個展、
初日より、倉敷・岡山はもちろん
ご遠方より足をお運び頂き誠にありがとうございます。


いつも個展の際には
玄関正面に大作がお客様をお迎え・・・
会期前半は、青いいがを沢山たたえた栗の枝が、
後半は赤く熟した鈴バラの実とナンキンハゼ。
この季節ならではの植物と
備前ならではの焼〆の肌合いとのコントラストが見どころです。

「 孕 よう 」 まるで自らが蠢きながらポーズを決めているような佇まいに
土が乾燥し焼き〆られる以前の柔らかな質感をも感じてしまう作品群。
内からの膨らみ、
呼吸を絶えず続けているかのような錯覚に陥ります。



全館を使っての展示となりました本展。
1Fでは花器を中心に、
2Fでは、茶盌・オブジェ・酒器・花器…
約80点の新作が一堂に会しました。