連日の真夏日に、梅雨入りしていることを忘れてしまう今日この頃。
いかがお過ごしでいらしゃいますか?
夜になると、田んぼにお水も入ったからか、カエルの声がどこからともなく…
風に乗って聞こえてきます。
まだまだ暑さに慣れない時期ですので、くれぐれもお気を付けてお過ごし下さい。
さて、工房IKUKOでは2年ぶりとなります
矢野太昭さんの作品展を現在開催しております。
ガラス/平面/立体、
杯や蓋物、装身具、フレスコ画、モザイク画、テラコッタ・・・。
矢野さんの作家生活、35年になられたそうです。
「その長い時間が一つの作品にもれなく込められていて欲しい、と願っています。」
と今回の作品展に向けてご案内状に書き添えて下さいました。
矢野さんが「Yグラス」と名付けていらっしゃる、杯や蓋物などは
その長きに渡るお仕事の中で生まれた技法で作られています。
古代ガラスの技法であるモザイクガラス・コアガラス、そして吹きガラス。
その3種の技法が折り重なり、混ざり合い、調和し、今のスタイルに。
そのモザイクの技法を、さらに大きく、複雑に
一枚の平面作品としてお楽しみ頂けるよう仕上げられた作品「モザイクガラスプレート」。
異なる素材を組み合わせて生まれる、彫像作品。
本展にご出品頂いている作品すべてが、
矢野さんご自身の『short story』。
ぜひこの機会にご堪能頂けましたら幸いです。
矢野太昭 short story
※会期:~2021年6月13日(日) <最終日は午後4時まで>
※矢野氏在廊予定日:6月12日(土)・13日(日)
今回ご出展頂いている作品は
工房IKUKOのオンラインショップにてご覧頂けます。
ぜひ合わせてお楽しみ下さい。
【WebExhibition】〜finish/6月13日午後4時