ー有松啓介吹きガラス作品展ー 開催中です🎋

梅雨もそろそろ終盤でしょうか。

工房IKUKOのございます倉敷の町も、蒸し暑さの続く毎日。

各地で大雨の為、大きな影響、被害が出ております。

どうか皆様、十分にご注意の上お過ごしください。

しっかりと水分補給も忘れずに熱中症対策を…

くれぐれもご自愛ください。

さて、明日はあいにくのお天気の予報ですが

年に一度の五節句の一つ七夕ですね🎋

先週末より始まりました、

岡山の硝子作家有松啓介さんによる作品展。

初日にお客さまがその七夕にちなんで

季節の草花と共に「カジノキ」をお持ちくださいました。

カジの葉は古くは宮中にて七夕の短冊の代わりとして使われていたそうです。

芋の葉の露でカジの葉に七首和歌を書き

カジノキの皮とそうめんでくくり屋根に投げ上げる慣わしがあったとの事。

有松さんが銀河をイメージして制作された鉢に水を張り、早速に浮かべてみました。

瑠璃と葉の緑との対比がとても美しく風情があります。

今回は、季節の草花にぴったりな花器を数多くご出品頂いております。

この一年以上、お家で過ごす時間がとても長くなりました。

暮らしの中に、季節のものを感じられるととても心が豊かに満たされます。

自然のモノ、作家さんお一人お一人の手から生まれる

丁寧なお仕事から頂くパワーは計り知れません。

ーなつ夏WO容いるるー

本展の副題をご提案頂くにあたり

有松さんがメッセージを添えてくださいました。

「容/いるる」は、「器に入れる」ということですが、

他にも「ききいれる」「ゆるす」「ゆとりがある」「やすらか」

などの意味があります。

夏らしいものを連想してください。

そして、それらを涼しげなガラスの器に盛り、

暑さを凌ぎ、愉しむのはいかがでしょうか。

コロナ禍の中でも、ひたむきに造っている

私のガラス器やオブジェを是非ご覧ください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　有松啓介

清水のごとく、心に染みるステキな言の葉です。

この機会にぜひ、心洗われる作品の数々、お楽しみ頂けましたら幸いです。

今回も、本日よりご出品頂いております作品の数々を

工房IKUKOのオンラインショップにてご覧頂けます。

合わせてぜひお楽しみください。

有松啓介 吹きガラス作品展

ーなつ夏WO容いるるー

※会期：~2021年7月11日(日)　<最終日は午後4時まで>

※有松氏在廊予定日：7月8日(木)・10日(土)

　　　　　　　　　　両日ともに午後からご在廊のご予定です