今年も残すところ約1週間…。
一年、あっという間でございますね。
感染者の数も少なくなってきたとはいえ、まだまだ続くコロナ禍。
年末年始、帰省などでお出掛けをご予定されている方も多いかと存じます。
どうかくれぐれもお気を付けて、お身体第一にお過ごしください。


さて、工房IKUKOでは年内最後の企画展を開催しております。
兵庫県は三田で作陶をされていらっしゃる
若杉聖子さんによる作品展です。
こちらでは2年ぶりとなります本展。
曇りなき、穢れなき「白」が美しい作品の数々…。
会場は、凛と、清々しい空気に包まれております。
若杉さんのお仕事は「鋳込み」と呼ばれる型でのお仕事です。
原形を彫刻のように削り出し
それを型取りし、その型に泥状にした磁土を流し込んで形作られます。
型から取り出し、表面を磨き
素焼き後に、さらに磨き
本焼き後、磨き上げて仕上げていらっしゃいます。
根気のいる、気が遠くなるような、繊細で丁寧なお仕事。
そこから生まれる作品は、ただただ美しく見る者を魅了します。
自然が作り出す造形物、
女性のふっくらと柔らかなボディーラインが思い浮かびます。
白磁という素材だからこそ、より一層美しく際立つデザイン。
ぜひこの機会にご堪能頂けましたら幸いです。
当方のオンラインショップにてご紹介させて頂いております。
こちらもぜひ合わせてお楽しみ下さい。
年末に向けお忙しい頃かと存じますがご高覧頂けましたら幸いです。
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。
若杉聖子 展
船の道
※会期:~2021年12月26日(日) <最終日は午後4時まで>