工房IKUKOの日々

ー 副題『Potential』 に込められた思い ー

以前のブログでも綴らせて頂いた

本展の副題として晃一朗さんが選ばれたことば．．．　－Potential－

「潜在的な、可能性がある」という意味があり

備前という地が持つ潜在美や自身への問いかけを込められています。

従来の薪窯での焼成ではなく、
備前の土を用いて、電気窯で焼成された花器と蓋物

花器は異なる土を象嵌し
まるで片方の土が膨れたかのような変化がとても不思議…
想像力を掻き立てられます。



空へと続くのか…
はたまた、深く地下へ続くのか…

思い思いの物語がここから生まれてくるようなオブジェ




のぞみこむと
想像もしないような
はっとする色、模様が広がる茶盌


本展では
備前の土、薪、炎、
長い時が育んだその土地がもつ果てしない可能性を
多くの作品から感じて頂けるのではないでしょうか。


ぜひこの機会に足をお運び頂けたら幸いです。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


伊勢崎晃一朗　陶展　『Potential』
※会期：～2014年6月1日(日)〈最終日は午後5時までの展示となります〉

季節の移ろい。。。

伊勢崎晃一朗　陶展より
大きく手をひろげそよ風にゆらぐもみじの若葉・・・

キラキラと目に鮮やかな緑と
備前の複雑な焼けとがお互いを引き立て合っています。

晃一朗さんがご自宅の裏山から採ってきて下さったもみじ。
枝ぶりや鮮やかさ、若木の瑞々しさ…
初夏に向け力強く成長する生命力に溢れています。


今日、ふと気づいた窓の外から聞こえるカエルの声。

田んぼに水が入ったのかなぁ

やっぱりそうでした。


自然が教えてくれる季節の移ろい。。。

四季がある日本だからこそ、
より深く、繊細に感じることができる。


あらためてそう思えた一日。

－ 伊勢﨑晃一朗 陶展 『 Potential 』 －

昨日の雨のおかげで…
美観地区の新緑はより一層輝きを増し
清々しい風に葉を揺らすさまは
とても心地が良いです。


さて、先週末から開催しております伊勢﨑晃一朗氏による作品展。

茶道具や、花器、オブジェなど多様な顔ぶれは
どの作品も豊かな焼け、
優しさと大胆さが混在するフォルムが
見るものを魅了します。





「drops」と題された花器…　


窯変が美しい掛花入…






ヒダスキの優しい表情が目を引く鉢…



漆黒の中に流れる胡麻が美しい徳利と酒呑…






茶道具を代表する茶盌。
近年新たな土との出会いから生まれた作品は、
その土が持つ荒々しい性質から
今までにない表情が大変興味深く、
手にすると見た目とは違ったおおらかさに驚きます。





こちらでは、まだまだ御紹介しきれない作品が数多くございます。

お誘い合わせの上、ぜひお出掛け下さい。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


伊勢﨑晃一朗　陶展　『 Potential 』
※会期：~2014年6月1日(日)　＜最終日は午後5時までの展示となります＞
　　　　　伊勢﨑氏全日在廊予定

『 伊勢﨑晃一朗 陶展 』 今週末より開催いたします・・・

まるで梅雨入りしたような強い雨が降りしきる今日の倉敷。

先週末は、フィールドオブクラフトなどの催しがあり町も大変賑わっておりました。
何よりもお天気に恵まれたのが良かったです。


こちらで開催しておりました『　花岡隆　作陶展　』におきましては
多くのお客様に足をお運び頂き誠にありがとうございました。
常設でも一部の作品をご覧頂くことが出来ますので
また、ぜひお出掛け下さい。



さて、5月24日(土)より工房イクコでは

『　伊勢﨑晃一朗　陶展　　－Potential－　』　を開催いたします。



本展の副題として晃一朗さんが選ばれたことば．．．　－Potential－

「潜在的な、可能性がある」という意味があり

備前という地が持つ潜在美や自身への問いかけを込められています。

備前での新たな土との出会い・・・
新たな焼成への挑戦・・・

晃一朗さんの「今」が詰まった大変興味深い内容となっております。

ぜひこの機会に御高覧頂ければ幸いです。

スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。



－　伊勢﨑晃一朗　陶展　　『 Potential 』　－

会期：2014年5月24日(土)→6月1日(日)　＜5月26日(月)休廊日＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　＜最終日はPM5：00までとさせて頂きます＞

伊勢﨑氏在廊予定日：　全日　＜変更の場合もございますのでご了承ください＞

器 と 花 。。。

現在開催中の　『　花岡　隆　　作陶展　』　では
普段使いの食器はもちろんのこと
花器も多数ご出品下さっています。


以前、花岡さんは 雑誌「花時間」 でこんなことをおっしゃっていました。


「器も花器も、作りすぎないほうがいい。
　余白があって、どこかふっと抜けているところのある器がいい・・・」

「水が入って
　花がいけられれば、それは花器だ・・・」



花も人も花岡さんの作品と出会い
そこからとても自然で多彩な表情が生まれます。

引きたて合い、共存し、
その姿は決して どうだ　といったおごりがなく
ただただ　凛　とそこにあるのです。





ぜひこの機会に花岡さんの作品と
語り合うステキなひとときをお過ごし頂ければとおもいます。



『　花岡　隆　　作陶展　』
会期：～2014年5月18日(日)　＜最終日はPM５：００まで＞
　　　　　　　　　　　　　　　　※17日(土)午後からは花岡さんが在廊して下さいます

明日より始まります 『 花岡 隆 作陶展 』

ゴールデンウイークも終わりましたね・・・


そよぐ風、ゆらぐ木立、太陽の動き、

一歩一歩　
初夏に向け自然がうつろうさまを日々肌で感じる今日このごろ。


明日から始まります展覧会
『　　花岡　隆　　作陶展　　』　

とってもすてきな作品の数々が届きました。




優しさと強さが混在する
花岡さんのうつわがもつ懐の深さに
日々使い込む楽しさや心地良さを感じて頂けたら嬉しいです。


“　あるがままの姿・・・　”




お誘い合わせの上、ぜひぜひお出掛け下さい。
スタッフ一同
心よりお待ち申し上げております。



※会期：2014年5月10日(土)→5月18日(日)　＜12日(月)休廊日＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＜最終日はPM5：00まで＞


5月17日(土)の午後からは
　　　　　　　　　花岡さんが在廊して下さいます

－ 荒川尚也 ガラス展 － 開催中です

このゴールデンウイークはみなさまいかがお過ごしでいらっしゃいますか？

各地で夏日となるほど梅雨を通り越し初夏のような陽気ですが
目に飛び込んでくる新緑がとても美しく、観光やレジャーにはぴったりですね・・・

観光地の美観地区も飛び石連休のなか平日にもかかわらず多くの方々で賑わっています。

明日からいよいよ後半に突入です!!

ステキな休日をお過ごしください。。。





現在、当ギャラリーで開催中の荒川尚也さんによる展覧会。
目にもとても涼やかで、一歩会場に入ると清々しい空気に包まれます。




こちらは、『　ガラスの池　』と題されたオブジェです。
球体のお香立を添えると氷や水の上に浮かんでいるような不思議な感覚をおぼえます。


グラスも多種多様・・・
ビールや日本酒、ウイスキー
お茶やジュース、アイスコーヒー　　などなど
使い手の想像力をかきたてる作品が色々と届いています。


電球の灯りも荒川さんのガラスをとおしてみると
いつもと違った輝き方に・・・


薄墨色のような
青みがかったり、褐色がかったり。
光をとおすとそのグラデーションに引き込まれてしまいます。





ゴールデンウイーク中は休まず営業いたしております。

ぜひぜひお誘い合わせの上お出掛け下さい。
スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。





－　荒川尚也　ガラス展　－
会期：　～2014年5月6日(火・祝)　＜会期中無休＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜最終日は午後5時までとなります＞